4月12日(木曜日)、新宿ハイアットリージェンシー東京にて、第11回西京信用金庫合同ビジネス交流会に参加しました。
名のある企業から個人の会社まで、さまざまな業種が集まり、会場はさながら市場のような感じ。
所狭しと連なるブースにそれぞれ自慢の商品や企画が。
ブース同士にはさまれて窮屈そうなところも多いなか、わが社のブースの位置は幸運にも部屋の端にあって、片側のスペースがどんとあいている。そこに電動車椅子をでんと据え、オレンジ色のクッションのスタイリッシュな車椅子をお客様用に置く。この日に合わせて一新した会社のパンフレットやちらしを並べて、ロゴ入りの額やちょっとした花を飾り、パソコンで活動風景の写真を流して、ほかと比較してもけっこう華やかで楽しそうで、目を惹くブースになったかと(自画自賛、笑)。
ほかのブースめぐりは最初に歩きで、つぎに車椅子に乗って行ったのだけれど、やはり視点の高さで見えるモノの見え方(あるいは見られ方)が違うことにあらためて感動(痛感)。
スーツ族(っていまもまだするのだろうか)にまじって、わが社なりにアピールして参りました。
社会のなかでみんな頑張っているのだと刺激を受け、つぎの合同ビジネス交流会へのいい布石となった、実りある1日でした。
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春光の手のひらいっぱい自由市場 石川青狼
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2012.05.11 |
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3月18日(日曜日)、横浜ラポールにて、電動車椅子サッカー、<マリノスカップ>を観戦。
参加チームは、Yokohama Crackers、YOKOHAMA Bay Dream P.S.C、横浜ソレイユ、FINE(東京都)、BLACK HAMERS(埼玉県)、そしてFCクラッシャーズ(長野県)。
応援グッズを作って、わが社のエース&ムードメーカー、「あゆむの歩み方」のあゆむが所属する「横浜ソレイユ」にエールを送りました。
真剣勝負、生観戦に勝るモノなし。
優勝は赤の軍団、さすがのYokohama Crackers、おめでとう!
横浜ソレイユは、善戦の4位。
まだまだ壁は厚い……。
しかし壁は乗り越えるために、ぶち破るために、そしてときに、ズルしてスルーするために、笑、あるのだ。
やっぱりスポーツって、イイね!
ちなみに電動車椅子サッカーとは;http://www.web-jpfa.jp/soccer/index.html
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車椅子少年春の雪をこぐ 増井ゆり枝
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2012.05.09 |
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黄金週間も過ぎてすでに立夏ですが、大変遅ればせながら、3月4日(日曜日)、下北沢南口ピュアロード、第96回フリーマーケットに参加したときの風景です。
「代沢のビルの6階から地上に降りてきて、はじめましてのご挨拶」ということで、大根の煮込み、ちらし、しおり、看板などを用意し、午後からはサルーキ=が飛び入りで路上ライブ。
寒空の下ですが、大勢の人で賑わいました。
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北窓ひらく誰かに会ふやうに 今井杏太郎
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2012.05.09 |
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今週木曜日(12日)に参加する西京信用金庫合同ビジネス交流会に向けて、展示物を準備中。新しく作った会社のロゴ、額に入れるとまた違って見える。
ふむ、悪くない(自画自賛)。
これと本田歩氏の原画を並べて、すでに作ってあるパネルを飾って、PCで活動している写真のスライドショーを流して、会社のパンフレットも印刷のできあがりを待つのみ。
あとはと……忙しさのなか、なにか肝心なものを見落としているような。
ま、それは満開の桜の花びらの下に、隠れているだろう。
とりあえず、更新がてら写真をアップ。
しばらくは花の上なる月夜かな 松尾芭蕉
M
2012.04.09 |
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「介護保険法」なるものが施行されて以来、「要介護」の度合いが数値で表され、それを基準に「必要な」ケアプランが立てられるようになった。もちろん、継続的に保険を適用させ、もろもろの「福祉」を円滑に進めるシステムとして、一定の機能は果たしているかもしれない。確固とした制度がなければ、日常の生活が保障されないという現実もある。
ただ、そこで生じてくるのは、やはり個々の人生の問題である。人は十人十色。性別も違えば、年齢も違う。性格も違う。趣味も違う。住んでいる町が違う。同じ病気でも、症状が違い、症状の出る時間が違い、あるいはそれが出る日があったり、出ない日があったりする。同じ名前の障がいを持つ場合でも、日々の生活をしていく上で、そのことがどれくらいの壁になっているかは、これまた人それぞれ。そんな多様性と個別性を、大きな制度やシステムでひとくくりにするのは、どうしても無理がある。
「要介護3」とか「要支援1」とか、あるいは「認知症」とか「肢体不自由」とか、介護や支援を必要とする度合いや、いわゆる「病名」だけが先走りして、個人の名前、年齢、性格、趣味は二の次になり、介護に駆け回る側は、ともするとその人自身を、その日のその人自身を見過ごしがちになる。今日はせっかく調子が良かったのに、時間に追われてその人の能力をあらためて引き出せなかったり、普段より調子が悪かったのにそれに気づかず、結局なにも対応できなかったり、相手が出している微妙なサインを見逃してしまう。その人がそれまで生きてきた人生を、それがいまも続いている事実を、忘れてしまう。そして「よかれ」と思ったことを、「あなたのため」だと押しつけてしまう。
そしてそれはまた、介護を受ける側にも言えることだ。この人は「ケアマネージャー」、この人は「ヘルパー」、この人は「施設の人」と、名前ではなく肩書きに慣れ、自分のためのケアプランであるにもかかわらず、なにも考えずに受け入れ、合わせてしまうふしがある。それが日常になれば、やってもらうのが当たり前、という思考にもなる。あれこれ疑問に思っても、自分の専門ではないからと、あきらめてしまう場合もあるかもしれない。
でも、僕等はこう思うのだ。生きることに、専門もなにもない。あるとすれば、その人の「私らしさ」こそ、その人にしか実現できない専門なのだと。たしかに自分で判断することがむずかしくなれば、周囲の助言(公的なものや、家族のそれ)を参考にし、程度の差こそあれ、それに従わざるを得ない状況になるだろう。しかしだからこそ、僕等は立ち止まって、考える。その人の人生が真の意味で豊かになるには、いったいどんな方法があるのかを。いろいろな壁がありつつも、それらをひっくるめて楽しむには、どんなことができるのかを。
理想的なのは、具体的なアイデアや策を、当事者の方々といっしょに模索することだ。対話を通じてその人を知り、なにが大切かを見極めた上で、提案する。だって、きっと誰もが、「私らしさ」をあきらめずに生きていきたいと思っているに違いないのだ。杓子定規のシステムではすくい取れない、その人それぞれのあり方、ペースやリズム、その人がほんとうにいたい町や場所、あらゆる要素をくみ取って。
既成の「ケアプラン」に合わせる形でただ生きるのではなく、人肌や温度の感じられる独自の「ライフプラン」を踏まえた、「私らしい」時の過ごし方。
そんなあれこれを、僕等なりに提案し、実現することによって、僕等もまた、人生の先輩(あるいは後輩)たちに、貴重な教えを請いたいと思っている。これからの「福祉」を見据え、これまでの「福祉」の窮屈な枠組みを取っ払い(同時に有効なものは活用し)、柔軟で実りある関係や絆を築くために。 対話とふれあいを通じ、お互いの人生を、より豊かに楽しくしていくために。
それが、僕等がいま、考え、実践していることだ。
ここ、下北沢を発信地として。
株式会社ライフデザイン スタッフ一同
2012.04.03 |
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